結婚式 結納
媒酌人の挨拶
 本日はお日柄もよく、ご結納の使者を務めさせていただく光栄をまことにありがたく、深く感謝いたす次第でございます。  山田様よりのご結納のお印をお預りいたしてまいりました。どうかお納めいただきますようお願い申し上げます。  本日をもちまして、山田家太郎様と古賀家花子様のご結納がまことにおめでたく取り結ばれました。ご両家が幾久しくめで栄えますことを仲人といたしまして、お喜び申し上げます・
受諾側の謝辞
 わざわざのご使者まことにかたじけなく厚く御礼申し上げます。  確かに山田様からのお品の数々お受けいたします。その上のご丁寧なごあいさつ、まことにありがとうございます。  山田様には、どうかよろしくお伝え下さい・
****披露宴・媒酌人挨拶****
一般
本日はご多忙の中、久保家、大野家の結婚披露宴にご出席いただきましてまことにありがとうございます。ご両家にかわりまして厚く御礼申し上げます。  私は、この度媒酌の大役をおおせつかりました三谷寛と申します。どうかよろしくお願い申し上げます。  新郎久保裕司さんと新婦大野恵子さんは、さきほど当式場におきまして、めでたく婚礼の儀をとどこおりなくすまされました。ここに、ご列席の皆様にご報告申し上げますとともに、ご本人はもちろんご両家の皆様に心からお祝いを申し上げます。  さて、吉例に従いまして新郎新婦のご紹介をさせていただきます。新郎裕司さんは、昭和48年、滋様と笑子様のご長男としてお生まれになり、東都高等学校を経て新川大学に進み、卒業後、大日本株式会社に入社なさいました。大日本株式会社はご承知のように大手の総合商社でございます。裕司さんは、職場での評判もなかなかよく、業績の方も伸びているということで将来性のある青年でいらっしゃいます。性格は温厚誠実、何事にも真剣に取り組み、快活で現代的な好青年でいらっしゃいます。  一方新婦恵子さんは、昭和50年、浅雄様と加代子様のご長女としてお生まれになり、西南高等学校を経て第一短期大学に進み、卒業後、大日本株式会社に入社なさいました。恵子さんも、よい業績をおさめられ、第一線で活躍していらっしゃいます。性格はお優しく、ご覧のように、花のようにお美しいお嬢様でいらっしゃいます。  ところでお二人が結婚するに至ったについては次のエピソードがございます。裕司君と恵子さんが先輩ご夫婦のお宅に遊びに行った帰りのことです。仲睦まじい先輩夫婦にあてられたのでしょう、「もうデートのたびに君を家に送っていくのはいやだ。ふたりで一緒に帰れる暖かい家庭を作ろう。」とうらやましそうな顔で言ったそうです。これがプロポーズの言葉だということです。こうして、ここに、本日めでたくご結婚された次第でございます。  このようにすばらしいお二人は、互いに助け合って歩んで下さることと信じております。  ご列席の皆様には、若いお二人の門出にあたりまして、いつまでも変わらぬご厚誼と、温かいご指導ご鞭撻を賜りますよう、いくえにもお願い申し上げます。  簡単ではございますが、媒酌人としてのごあいさつにさせていただきます・
新郎神父の上司
本日はご多忙の中を山下家と川村家の結婚披露宴にご出席いただきましてまことにありがとうございます。ご両家にかわりまして厚くお礼申し上げます。  私は、このたび媒酌の大役をおおせつかりました藤田一郎と申します。どうかよろしくお願い申し上げます。  新郎山下俊樹さんと新婦川村康子さんは、さきほど当式場におきまして、めでたく婚礼の儀をとり行われました。ここに、ご列席の皆様にご報告申し上げますとともに、ご本人はもちろんご両家の皆様に、心からお祝いを申し上げます。  さて、吉例に従いまして新郎新婦のご紹介をさせていただきます。新郎俊樹さんは、昭和50年、大介様と綾子様のご長男としてお生まれになり、相川高等学校を経て大阪教育大学に進み、卒業後、織田小学校に勤務なさいました。俊樹さんは、教育熱心で児童から慕われている教師でいらっしゃいます。性格は温厚誠実、何事にも真剣に取り組み、快活で現代的な好青年でいらっしゃいます。  一方、新婦康子さんは、昭和53年、義雄様と安江様のご次女としてお生まれになり、井田高等学校を経て大阪教育大学に進み、卒業後、山田小学校に勤務なさいました。教師としての康子さんは、よく気がつき、行き届いた指導ぶりを示していらっしゃいます。性格はお優しく、ご覧のように、花のようにお美しいお嬢様でいらっしゃいます。  ところで、お二人が結婚するにいたったについては、次のエピソードがございます。  新郎山下俊樹君と新婦川村康子さんは、一昨年まで私が勤めておりました学校に勤務していましたが、川村さんは、ことしの四月からご両親の近くの学校に転勤したのです。  五月連休明けの日でした。山下君が「相談したいことがあるので、ご都合はいかがでしょうか……。」と電話をかけてきました。「どんなことか?」と尋ねましたが、お会いしてからということで、その日の夕方、会うことにしました。  会うと「川村康子さんと結婚したいと思う。」と、生真面目な面もちで、重い口を開いたのです。「それはいいことだ。川村さんなら、すばらしいよ。」と言うと、山下君は、私の同意を得た喜びか、笑みを浮かべ「よろしくお願いします。」と言ったのです。  二人は共にバレーボール部に所属し、ハードな練習、幾度かの試合で、心が固く結ばれたのでしょう。それが、やがて「愛」に結実していったのです。私は、早速お二人のご両親にお目にかかり、ことの経緯をお話申し上げた次第です。新婦康子さんのお母さんは、「大変ありがたいお話ですが、康子には、何もしつけてありませんので……。」と遠慮なされたのです。「親をみれば子がわかる」と申しますが、ご両家のご両親の律儀さ、素朴さに感服したものでございます。それから、話はどんどんすすみ、こうして、ここに、本日めでたくご結婚された次第でございます。  このように息の合ったお二人は、協力してきっと素晴らしい人生を、そしてよきご家庭を築いていかれることと信じております。また、職場で得られたいろいろなご経験を生かされ新しい人生を歩まれることと信じております。  ご列席の皆様には、若いお二人の門出にあたりまして、いつまでも変わらぬご厚誼と、温かいご指導ご鞭撻を賜りますよう、いくえにもお願い申し上げます。  簡単ではございますが、媒酌人としてのごあいさつにさせていただきます・
恩師
本日はご多忙の中、山下家、小嶋家の結婚披露宴にご出席いただきましてまことにありがとうございます。ご両家にかわりまして厚く御礼申し上げます。  私は、新郎恭司さんの阪南高等学校時代、彼の担任をいたしておりましたご縁で、喜んで媒酌の大役をさせていただくことになりました八嶋博司と申します。どうかよろしくお願い申し上げます。  新郎恭司さんと新婦恵利子さんは、さきほど当式場におきまして、めでたく婚礼の儀をとどこおりなくすまされました。ここに、ご列席の皆様にご報告申し上げますとともに、ご本人はもちろんご両家の皆様に心からお祝いを申し上げます。  さて、吉例に従いまして新郎新婦のご紹介をさせていただきます。新郎恭司さんは、昭和40年、邦夫様と順子様のご三男としてお生まれになり、阪南高等学校を経て明石大学に進み、卒業後、大口食品に入社なさいました。大口食品はご承知のように海産物の食品加工会社でございます。恭司さんは、職場での評判もなかなかよく、業績の方も伸びているということで将来性のある青年でいらっしゃいます。性格は温厚誠実、何事にも真剣に取り組み、快活で現代的な好青年でいらっしゃいます。  一方新婦恵利子さんは、昭和45年、貞男様と洋子様のご長女としてお生まれになり、阪南高等学校を経てビジネス専門学校に進み、卒業後、株式会社アークに入社なさいました。恵利子さんは、よい業績をおさめられ、第一線で活躍していらっしゃいます。性格はお優しく、ご覧のように、花のようにお美しいお嬢様でいらっしゃいます。  ところでお二人が結婚するに至ったについては次のエピソードがございます。恭司君は高校3年のとき、宮沢賢治の「よだかの星」で「弱者の生命」についてすばらしい感想文を書いてくれました。ところがその5年後の恵利子さんの感想文が、恭司君のテーマと実によく響き合うのです。ここまで感性の合う二人なら、と早速お引き合わせしたのでございます。こうして、ここに、本日めでたくご結婚された次第でございます。  このようにすばらしいお二人は、互いに助け合って歩んで下さることと信じております。  ご列席の皆様には、若いお二人の門出にあたりまして、いつまでも変わらぬご厚誼と、温かいご指導ご鞭撻を賜りますよう、いくえにもお願い申し上げます。  簡単ではございますが、媒酌人としてのごあいさつにさせていただきます・
親の友人
本日はご多忙の中、木下家、八木家の結婚披露宴にご出席いただきましてまことにありがとうございます。ご両家にかわりまして厚く御礼申し上げます。  私は、新郎のお父上陽吉様と事業上のご交際はもちろんのこと、私的にも格別に親しくさせていただいておりますことから、ご依頼によりまして喜んでお引き受けいたした次第でございます。森下清武と申します。どうかよろしくお願い申し上げます。  新郎龍二さんと新婦奈穂さんは、さきほど当式場におきまして、めでたく婚礼の儀をとどこおりなくすまされました。ここに、ご列席の皆様にご報告申し上げますとともに、ご本人はもちろんご両家の皆様に心からお祝いを申し上げます。  さて、吉例に従いまして新郎新婦のご紹介をさせていただきます。新郎龍二さんは、昭和48年、秋夫様と善子様のご二男としてお生まれになり、山田高等学校を経て北海道大学に進み、卒業後、本田種苗に入社なさいました。本田種苗はご承知のように海外貿易中心の会社でございます。龍二さんは、職場での評判もなかなかよく、業績の方も伸びているということで将来性のある青年でいらっしゃいます。性格は温厚誠実、何事にも真剣に取り組み、快活で現代的な好青年でいらっしゃいます。  一方新婦奈穂さんは、昭和49年、研一様と法子様のご長女としてお生まれになり、春川中学校を経て第一高等学校に進み、卒業後、日本楽器株式会社に入社なさいました。奈穂さんは、よい業績をおさめられ、第一線で活躍していらっしゃいます。性格はお優しく、ご覧のように、花のようにお美しいお嬢様でいらっしゃいます。  ところで、お二人が結婚するに至ったについては、次のエピソードがございます。奈穂さんは草花を育てたり庭のお手入れをしたりするのが何よりもお好きです。「私と同じように緑から生命力を感じ、木の側にいると心が落ち着くという方はいないかしら」とおっしゃっているとお聞きして、全国盆栽コンクールで入賞なさったばかりの龍二さんを紹介させていただきました。こうして、ここに、本日めでたくご結婚された次第でございます。  このようにさわやかで健康的なお二人は、互いに助け合って歩んで下さることと信じております。  ご列席の皆様には、新郎新婦の門出にあたりまして、どうか今後とも温かいご指導ご鞭撻を賜りますよう、切にお願い申し上げる次第でございます。  簡単ではございますが、媒酌人としてのごあいさつにさせていただきます・
*****披露宴・祝辞*****
主賓・新郎の上司
 ただいまご紹介にあずかりました河野太郎でございます。他に先輩やご年長の方々が多数ご列席でございますのに、たいへん僣越でございますが、ご指名をいただきましたので、一言お祝いのごあいさつを申し上げます。  本日は、上田・江川ご両家のご婚儀の行われましたことを、心からお祝い申し上げます。  新郎新婦、ご両親様どうぞお掛けになって下さい。  さて、わたくしは新郎が勤務する楠木株式会社の営業部長を務めております。彼の直属の上司として勤務いたしております。  太郎君は営業部においては、主として情報収集を担当していますが、この仕事は会社の頭脳のようなもので、他のセクション以上の厳しさが要求されます。そこで、深夜や早朝に情報を集めることになります。従って勤務時間が極めて不規則になります。しかし、彼は入社以来、深夜でも早朝でも元気に、しかも冷静に情報の判断や処理をおこなっています。彼の判断によって、大きな取引をおこなったことも数多くあります。それほど彼の情報処理は信頼を得ているのです。我々はその将来に大いに嘱望いたしております。  新郎新婦のお二人に申し上げたいことはたくさんあるのですが、この場をお借りして一つだけ、結婚後の秘訣を申し上げておきます。それは辛抱、すなわち忍耐が何よりも大切だということです。相手に対する不満があっても、1回だけは言わずに辛抱することです。わたくしは妻と20年間、我ながらうまく夫婦を続けてきたと思います。お互いを束縛しないで、尊重してきたからです。お二人もこれだけは覚えておいてほしいのです。何かを言いたい時、いま一度胸にしまってみる。これは不満だけでなく良い知らせも、少し時間をおいて話すほうが効果的でしょう。  ただいま、はじめて新婦花子様にお目にかかり、太郎君にふさわしい魅力的なお人柄を拝見いたしまして、まことにお似合いのお二人と心からお喜び申し上げます。  新しいご夫妻が幾久しくお幸せに、よりよい人生をつくられますようお祈り申し上げまして、私のごあいさつとさせていただきます。皆様、ご静聴ありがとうございました・
同僚友人
 ただいまご紹介にあずかりました新郎と同じく、楠木株式会社に勤務いたしております、高田でございます。  太郎君、花子さん、おめでとうございます。そして、ご両家のご家族の皆様はじめご親戚ご一同の皆様、本当におめでとうございます。心からお喜び申し上げます。本当にお似合いのお二人で、これ以上のご良縁はないと心からお祝い申し上げます。  先ほども申し上げましたが、わたくしは新郎新婦と同じ職場におります。わたくしになくて、太郎君にあるものを数え上げるときりがなくなりますが、おそらくわたくしには真似することのできない素晴らしいところが彼にあります、それは、物事に積極的で極めて明るい性格というところです。  そのことについて、太郎君のお人柄を語る出来事がございますので、ここにご披露させていただきたく存じます。  正義感あふれる好い男、向こう意気が強く、時に喧嘩早いのが短所であった新郎太郎君がある頃から変わってきました。新婦花子さんとお付き合いし始めてからです。  ある日、花子さんから別課のある男に、自分たちのことをからかわれたと聞いた太郎君は、積極さを発揮して、すぐにその男を廊下に呼び出しました。怒りにまかせて殴ったりしたらおおごとだと思った私はあとをつけていきました。廊下の外れでひそかに、様子をうかがっていますと、彼は厳しい顔つきながら物言いは穏やかに、自分たちは真面目な交際であり、からかわれるような浮ついた仲ではないのだと説いていました。相手も心ないからかいをわびて、互いに諒解し合ったのでした。  そのころ太郎君は給料日がくると何やらメモ帳に記入してはしきりに首をひねるのです。何をしているのかと聞くと、これまでだらしなく借りていた金を返して身辺をきれいにするのだ、という答えでした。  と申しましても、向こう意気が強くやんちゃという角を矯めたというのではありません。彼の愛すべきやんちゃぶりは健在です。駄洒落を連発し、おどけてみせて職場を明るくしてくれるのは相変わらずです。今や公然とあらゆる機会をつかまえて花子さんとののろけ話を聞かせて周囲を閉口させているのであります。  太郎君のこの積極的で明るい性格こそ、人の世を生きる上で一番大切なもの、と存じております。  どうか、力を合わせて笑い声のあふれるご家庭をつくって下さい。そして、人生晴れの日ばかりではなく、風の日も雨の日も、お互いに励まし合い、よびかけあって一歩一歩進んで下さい。加えてご夫妻のご健康をお祈りいたしまして、わたくしのご両人へのはなむけの言葉といたします・
親戚代表挨拶
 本日は、皆様のご列席をいただきまして、このように新郎新婦の門出を祝うことができましたこと、親族一同感謝の言葉もございません。まことにありがとうございました。二人はいただいたお言葉を忘れることなく、しっかり歩み続けることでございましょう。今後二人がどのように成長していくか、楽しみでもあり、親族一同の大いなる喜びでもございます。  太郎君、花子さん、いよいよ新しい人生が始まります。時には見て見ぬふり、折りをみてやんわり忠告する、そういう相手への心配りで家庭が築かれてまいります。その完成に近づくのは何年かかるか、二人の心がけによることでしょう。何年かかっても、その努力をすることが大切かと存じます。  皆様、どうか、これまでにもましてご指導、ご助言をぜひとも賜りますようお願い申し上げます。  これで私のごあいさつを結ばせていただきます。ありがとうございました・
*****披露宴・祝辞*****
主賓新郎上司
 ただいまご紹介にあずかりました河野太郎でございます。他に先輩やご年長の方々が多数ご列席でございますのに、たいへん僣越でございますが、ご指名をいただきましたので、一言お祝いのごあいさつを申し上げます。  本日は、上田・江川ご両家のご婚儀の行われましたことを、心からお祝い申し上げます。  新郎新婦、ご両親様どうぞお掛けになって下さい。  さて、わたくしは新郎が勤務する楠木株式会社の営業部長を務めております。彼の直属の上司として勤務いたしております。  太郎君は営業部においては、主として情報収集を担当していますが、この仕事は会社の頭脳のようなもので、他のセクション以上の厳しさが要求されます。そこで、深夜や早朝に情報を集めることになります。従って勤務時間が極めて不規則になります。しかし、彼は入社以来、深夜でも早朝でも元気に、しかも冷静に情報の判断や処理をおこなっています。彼の判断によって、大きな取引をおこなったことも数多くあります。それほど彼の情報処理は信頼を得ているのです。我々はその将来に大いに嘱望いたしております。  新郎新婦のお二人に申し上げたいことはたくさんあるのですが、この場をお借りして一つだけ、結婚後の秘訣を申し上げておきます。それは辛抱、すなわち忍耐が何よりも大切だということです。相手に対する不満があっても、1回だけは言わずに辛抱することです。わたくしは妻と20年間、我ながらうまく夫婦を続けてきたと思います。お互いを束縛しないで、尊重してきたからです。お二人もこれだけは覚えておいてほしいのです。何かを言いたい時、いま一度胸にしまってみる。これは不満だけでなく良い知らせも、少し時間をおいて話すほうが効果的でしょう。  ただいま、はじめて新婦花子様にお目にかかり、太郎君にふさわしい魅力的なお人柄を拝見いたしまして、まことにお似合いのお二人と心からお喜び申し上げます。  新しいご夫妻が幾久しくお幸せに、よりよい人生をつくられますようお祈り申し上げまして、私のごあいさつとさせていただきます。皆様、ご静聴ありがとうございました・
同僚友人
 ただいまご紹介にあずかりました新郎と同じく、楠木株式会社に勤務いたしております、高田でございます。  太郎君、花子さん、おめでとうございます。そして、ご両家のご家族の皆様はじめご親戚ご一同の皆様、本当におめでとうございます。心からお喜び申し上げます。本当にお似合いのお二人で、これ以上のご良縁はないと心からお祝い申し上げます。  先ほども申し上げましたが、わたくしは新郎新婦と同じ職場におります。わたくしになくて、太郎君にあるものを数え上げるときりがなくなりますが、おそらくわたくしには真似することのできない素晴らしいところが彼にあります、それは、物事に積極的で極めて明るい性格というところです。  そのことについて、太郎君のお人柄を語る出来事がございますので、ここにご披露させていただきたく存じます。  正義感あふれる好い男、向こう意気が強く、時に喧嘩早いのが短所であった新郎太郎君がある頃から変わってきました。新婦花子さんとお付き合いし始めてからです。  ある日、花子さんから別課のある男に、自分たちのことをからかわれたと聞いた太郎君は、積極さを発揮して、すぐにその男を廊下に呼び出しました。怒りにまかせて殴ったりしたらおおごとだと思った私はあとをつけていきました。廊下の外れでひそかに、様子をうかがっていますと、彼は厳しい顔つきながら物言いは穏やかに、自分たちは真面目な交際であり、からかわれるような浮ついた仲ではないのだと説いていました。相手も心ないからかいをわびて、互いに諒解し合ったのでした。  そのころ太郎君は給料日がくると何やらメモ帳に記入してはしきりに首をひねるのです。何をしているのかと聞くと、これまでだらしなく借りていた金を返して身辺をきれいにするのだ、という答えでした。  と申しましても、向こう意気が強くやんちゃという角を矯めたというのではありません。彼の愛すべきやんちゃぶりは健在です。駄洒落を連発し、おどけてみせて職場を明るくしてくれるのは相変わらずです。今や公然とあらゆる機会をつかまえて花子さんとののろけ話を聞かせて周囲を閉口させているのであります。  太郎君のこの積極的で明るい性格こそ、人の世を生きる上で一番大切なもの、と存じております。  どうか、力を合わせて笑い声のあふれるご家庭をつくって下さい。そして、人生晴れの日ばかりではなく、風の日も雨の日も、お互いに励まし合い、よびかけあって一歩一歩進んで下さい。加えてご夫妻のご健康をお祈りいたしまして、わたくしのご両人へのはなむけの言葉といたします・  本日は、皆様のご列席をいただきまして、このように新郎新婦の門出を祝うことができましたこと、親族一同感謝の言葉もございません。まことにありがとうございました。二人はいただいたお言葉を忘れることなく、しっかり歩み続けることでございましょう。今後二人がどのように成長していくか、楽しみでもあり、親族一同の大いなる喜びでもございます。  太郎君、花子さん、いよいよ新しい人生が始まります。時には見て見ぬふり、折りをみてやんわり忠告する、そういう相手への心配りで家庭が築かれてまいります。その完成に近づくのは何年かかるか、二人の心がけによることでしょう。何年かかっても、その努力をすることが大切かと存じます。  皆様、どうか、これまでにもましてご指導、ご助言をぜひとも賜りますようお願い申し上げます。  これで私のごあいさつを結ばせていただきます。ありがとうございました・  本日は、皆様のご列席をいただきまして、このように新郎新婦の門出を祝うことができましたこと、親族一同感謝の言葉もございません。まことにありがとうございました。二人はいただいたお言葉を忘れることなく、しっかり歩み続けることでございましょう。今後二人がどのように成長していくか、楽しみでもあり、親族一同の大いなる喜びでもございます。  太郎君、花子さん、いよいよ新しい人生が始まります。時には見て見ぬふり、折りをみてやんわり忠告する、そういう相手への心配りで家庭が築かれてまいります。その完成に近づくのは何年かかるか、二人の心がけによることでしょう。何年かかっても、その努力をすることが大切かと存じます。  皆様、どうか、これまでにもましてご指導、ご助言をぜひとも賜りますようお願い申し上げます。  これで私のごあいさつを結ばせていただきます。ありがとうございました・
親戚代表挨拶
 本日は、皆様のご列席をいただきまして、このように新郎新婦の門出を祝うことができましたこと、親族一同感謝の言葉もございません。まことにありがとうございました。二人はいただいたお言葉を忘れることなく、しっかり歩み続けることでございましょう。今後二人がどのように成長していくか、楽しみでもあり、親族一同の大いなる喜びでもございます。  太郎君、花子さん、いよいよ新しい人生が始まります。時には見て見ぬふり、折りをみてやんわり忠告する、そういう相手への心配りで家庭が築かれてまいります。その完成に近づくのは何年かかるか、二人の心がけによることでしょう。何年かかっても、その努力をすることが大切かと存じます。  皆様、どうか、これまでにもましてご指導、ご助言をぜひとも賜りますようお願い申し上げます。  これで私のごあいさつを結ばせていただきます。ありがとうございました・
*****披露宴・謝辞*****
親の挨拶
 本日はご多忙の中、村松真也、大友宏美の結婚披露宴にご出席下さいまして、まことにありがとうございました。  両家を代表いたしまして、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいまご来賓、ご友人の皆様方から、かずかずの励ましやご指導、お祝いのお言葉を賜わり、二人はもとより、私どもも、胸のあつくなる思いでございます。  また、このたびご媒酌の労をおとりいただきました長谷川三郎様ご夫妻には、今日を迎えるまで、ひとかたならぬお世話をいただきましたこと、心からお礼を申し上げます。  いただきました温かいお教えや、強い励ましのお言葉を深く心に刻んで、皆様のご期待にそむかぬよう、努めてくれることと信じております。  ただ、なにぶんにもまだまだ至らぬところの多い二人でございます。これからも、皆様の温かいお導きと励ましを賜りますよう、心からお願い申し上げます。  これをもちまして、両家代表のごあいさつとさせていただきます・
親戚謝辞
 本日はご多忙の中、新郎山口太郎、新婦古賀花子の結婚披露宴にご出席下さいまして、まことにありがとうございました。  両家を代表いたしまして、一言ごあいさつ申し上げます。  新郎の父がやむを得ない事情で、出席できなくなりましたので、私が代わって、ご出席の皆様にお礼のごあいさつを申し上げます。  ただいまご来賓、ご友人の皆様方から、ご厚情あふれるお祝辞を賜り、私ども一同、心から感謝いたしております。  また、このたびご媒酌の労をお取りいただきました中山様ご夫妻には、今日を迎えるまで、ひとかたならぬお世話をいただきましたこと、厚くお礼を申し上げます。  皆様からいただいた温かいお言葉を胸に刻んで、新しい門出にあたり、決意を新たにしたものと存じます。  とは申しますが、まだまだ至らぬところの多い二人でございます。これからも、皆様の温かいお導きと励ましをたまわりますよう、心からお願い申し上げます。  わざわざのご列席をいただきながら、何かと不行き届きの点も多々あったことと存じます。お許しのほどお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます・
親族謝辞
 本日はご多忙の中、新郎山口太郎、新婦古賀花子の結婚披露宴にご出席下さいまして、まことにありがとうございました。  両家を代表いたしまして、一言ごあいさつ申し上げます。  新郎の父がやむを得ない事情で、出席できなくなりましたので、私が代わって、ご出席の皆様にお礼のごあいさつを申し上げます。  ただいまご来賓、ご友人の皆様方から、ご厚情あふれるお祝辞を賜り、私ども一同、心から感謝いたしております。  また、このたびご媒酌の労をお取りいただきました中山様ご夫妻には、今日を迎えるまで、ひとかたならぬお世話をいただきましたこと、厚くお礼を申し上げます。  皆様からいただいた温かいお言葉を胸に刻んで、新しい門出にあたり、決意を新たにしたものと存じます。  とは申しますが、まだまだ至らぬところの多い二人でございます。これからも、皆様の温かいお導きと励ましをたまわりますよう、心からお願い申し上げます。  わざわざのご列席をいただきながら、何かと不行き届きの点も多々あったことと存じます。お許しのほどお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます・
新婚夫婦謝辞
 本日は、私ども二人のためにわざわざお集まりいただきまして、おかげ様で、このように盛大な披露宴を催すことができ、まことにありがとうございました。さらに、お心のこもったお祝辞をたくさんいただきまして、感激で胸がいっぱいです。本当にありがとうございました。  また、このたびご媒酌の労をおとりいただきました上西様ご夫妻には、今日を迎えるまで、ひとかたならぬお世話をいただきましたこと、心からお礼を申し上げます。  こうして私どもは、新しい生活を始めるわけですが、二人でできるかぎり健やかな家庭を築いていきたいと思っております。 (新婦)  私からも申し上げます。  本日賜りました私たちへのお祝辞、励ましのお言葉を胸に、新しい家庭を築いて参りたいと思っています。明るく楽しい家庭を築くためには、二人の愛、尊敬の心が大切です。これからの長い人生、どのような荒波障害があるかもしれません。しかし、本日結ばれたこの縁を感謝し、固い一本の糸で心を繋ぎ、乗り越えていきたいと考えています。  私どもはまだまだ至らぬところの多い二人ですので、何かにつけてご指導を仰ぐことになるかと思いますが、なにとぞよろしくご指導ご助言下さいますようお願い申し上げます・ ***
新婦が仕事を続ける場合
 本日は、私ども二人のためにわざわざお集まりいただきまして、心から厚くお礼申し上げます。さらに、心温かい激励のお言葉を、たくさんいただきまして、気持ちも一層引き締まりました。まことにありがとうございました。  また、このたびご媒酌の労をおとりいただきました小野鈴男様ご夫妻には、今日を迎えるまで、ひとかたならぬお世話をいただきましたこと、心からお礼を申し上げます。  さて、このように多数の皆様の祝福を受けて新生活へスタートできる私どもは、本当に幸せでございます。本日のお言葉を心のうちに深く刻み、二人力を合わせてご期待に添うよう努力するつもりでございます。今後とも彼女は保母として、私は教師の仕事を続けてまいります。 (新婦のあいさつ)  改めてごあいさつ申し上げます。今日の日を胸に刻み、一所懸命ご期待に添えるよう努力いたすつもりでございます。  私たちは当分の間、共稼ぎを続けて参ります。家事と仕事の両立ということを実際に考えると、正直申しまして自信などひとかけらもございません。今となっては、ただいま皆様からいただいたアドバイスをしっかり頭に刻み、活かしたいと思っております。  どうぞよろしくお願い申し上げます。  ご存じのとおり、私どもはまだまだ至らぬところの多い二人ですので、何かにつけてご指導を仰ぐことになるかと思いますが、なにとぞよろしくご指導ご助言下さいますよう、お願い申し上げます。  本日は、行き届かぬ点も多々あったかと存じますが、ご容赦のほどお願い申し上げます。皆様、本当にありがとうございました・
****披露宴・二次会****
幹事挨拶
 本日は、山根ご夫妻の結婚披露宴二次会を催すにあたりまして、皆様には何かとご多忙のところお集まり下さいまして、まことにありがとうございます。  私は楠木株式会社に勤務しております橋本正夫でございます。結婚二次会の幹事を務めさせていただきます。会を催すにあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  太郎さん、花子さん、おめでとうございます。心からお喜び申し上げます。  新郎太郎さんと新婦花子さんは、先ほど大和ホテルにおきまして、結婚式をとどこおりなくすまされましたことを、謹んでここにご報告申し上げます。親しい者が寄り集まりまして、お二人を祝福しようということで、ここに、結婚披露宴二次会を催すことにいたしました。気楽な雰囲気で語り合いたいと思います。 (祝いの品を贈呈する)  お二人のご結婚をお祝いして、参加者一同の心を込めて、お二人のリクエストによる浄水器をお贈りします。どうかお受け取り下さい。記念品をお渡しするのは新婦の友人、藤波佳子さんです・
新婚夫婦謝辞
 本日、このように盛大な二次会を開催していただき、まことに感謝にたえぬ思いでございます。厚くお礼申し上げます。  私たちは、先ほど平安神宮におきまして、結婚式を行ないましたことを、謹んでここにご報告申し上げます。本日から、新しい生活を始めるわけですが、まずは、二人で健やかな家庭を築いていきたいと思っています。  ただ、なにぶんにも未熟な二人でございますので、よろしくご指導下さいますよう幾重にもお願い申し上げます。  また、お祝いまで賜りましたこと、厚くお礼申し上げます。  とにかく、まずは、二人で元気いっぱい努力します。どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます。本日は、まことにありがとうございました・
友人の祝辞
ただいまご紹介にあずかりました山下義雄でございます。私は飯山小学校に勤務しております。  信冶さん、花子さん、おめでとうございます。心からお喜び申し上げます。  私は、お二人のご結婚を耳にして、取り急ぎお祝いにと駆けつけた次第であります。そこで、信冶さんのお人柄を語る出来事がございますので、ここにご披露させていただきたく存じます。  新郎鈴木信冶君は、少年野球の指導員として、放課後の練習はもちろん、日曜日でも子どもたちのためにと指導に当たってくれています。その若い情熱、ひたむきな態度に、子どもたちは信頼、尊敬し、「信先生」「信監督」と慕っています。さて、その少年野球のチームのメンバーは、すべてが野球を得意とする者ばかりではありませんでした。メンバーの一人に「大変肥満な子ども」がいまして、打っても守ってもチームの者についてはいけなかったのです。そのため「チームから疎外」されるようになった、その時です。新郎鈴木君はどうしたとお思いになりまか。  練習練習で疲れた後にもかかわらず、その子どもと日の暮れるまで走ったり、キャッチボールをして励ましたりしたのです。私は、その二人の姿を見る度に胸熱くなりました。やがて、その子は6年生になる時キャッチャーとして、地区野球大会優勝の要となったのです。子どもを愛する真実、責任感。新郎鈴木君のすべてです。  どうか、力を合わせて笑い声のあふれるご家庭をつくって下さい。そしてお互いにしっかり手を取り合い、歩調を合わせて新しい人生を歩んで下さい。  本日はまことにおめでとうございました・