悔やみ
社長を亡くした取引先へ
香料を送る 儀礼的
承りますれば、去る一月十日、貴社取締役社長今野一郎様ご静養中のところ、ご養生かなわずご逝去とのこと、小社一同急なご悲報に接し驚きのほかございません。ご一同様のご愁傷いかばかりかとお察し申し上げる次第でございます。
今野様ご在世中は斯界の指導者として、幾多のご業績をお残しになりました。ご看護の甲斐もなくお別れとは痛恨の極みに存じます。心から哀悼の意を表します。
ご一同様にはどうかこの悲しみをお乗り越えになって、故人のご遺志を継がれて、ご業務に専念なさいますようお祈り申し上げます。
早速にもお悔やみに伺うべきでございますが、書面でご弔詞を差し上げます。
なお、心ばかりのご香料を別封にてお送り申し上げましたのでご霊前にお供えいただきたく存じます。
合掌
遠方、香料を送る、儀礼的
去る五月十日御社取締役社長川野二郎様には、急病にてご逝去とのこと、あまりに突然のことで、驚きのほかございません。謹んでお悔み申し上げます。
先月、故人ご上京の折には、お元気なお姿を拝し、ご闊達なご意見を伺ったばかりでございました。無常の感ひとしおでございます。御社のご落胆は、いかばかりと拝察いたしますが、どうかお心をとり直されまして、亡き社長様のご遺志を継いで、御社ご発展のため努力なさいますことをお祈り申し上げます。
早速お伺いいたし、お悔み申し上げるべきではございますが、何分にも遠方のことゆえ、不本意ながら書面でご弔詞を差し上げます。
なお、心ばかりのご香料を別封にてお送り申し上げましたのでご仏前にお供えいただきますようお願い申し上げます。
合掌
社長夫人を亡くした取引先へ
香料を送る、儀礼的
承りますれば、去る一月十日、貴社取締役社長今野一郎様ご静養中のところ、ご養生かなわずご逝去とのこと、小社一同急なご悲報に接し驚きのほかございません。ご一同様のご愁傷いかばかりかとお察し申し上げる次第でございます。
今野様ご在世中は斯界の指導者として、幾多のご業績をお残しになりました。ご看護の甲斐もなくお別れとは痛恨の極みに存じます。心から哀悼の意を表します。
ご一同様にはどうかこの悲しみをお乗り越えになって、故人のご遺志を継がれて、ご業務に専念なさいますようお祈り申し上げます。
早速にもお悔やみに伺うべきでございますが、書面でご弔詞を差し上げます。
なお、心ばかりのご香料を別封にてお送り申し上げましたのでご霊前にお供えいただきたく存じます。
合掌
葬儀から日がすぎてから香料を送る、儀礼的
前略
この度、貴社社長ご令室様におかれましては、ご養生かなわずお亡くなりになりましたとのこと、少しも存じませずご無礼をいたしておりました。おわび申し上げますとともに、心からお悔み申し上げます。
このところご入院ご退院を繰り返されていたとのことは伺っておりましたが、ご病状の急変は考えてもみませんでした。社長様はじめ皆様のお力落としもさぞかしと拝察いたします。
この上は、ご霊前のご供養こそ専一と存じ上げます。
葬送にも加わりませず誠に失礼をいたしました。
心ばかりのご香典を同封いたしましたので、ご霊前にお供えくださいますようお願い申し上げます。
草々
店主を亡くした取引先へ
葬儀の手伝いを申し出る、儀礼的
本日はからずも貴店上野三郎様のご訃報に接しご悲嘆のほど深くご同情申し上げます。
ご在世中は、当社のために何かとご尽力いただきましたこと心から厚く御礼申し上げます。貴店主様に何もお報いいたすこともなくご葬送いたさねばならぬことになり誠に残念でございます。
この上は、ご一同様お力を合わせられご遺業のご発展につとめられますことが、故人へのご供養かと存じます。当社でも微力ではございますが、何かご恩返しができればと存じます。
取りあえずは、当社社員二名をお手伝いに伺わせますので、お気軽にご指示いただきますようお願いいたします。
まずは書面でお悔み申し上げます。
合掌
役員を亡くした取引先へ
ただいま貴学理事会役員下田五郎様のご訃報に接し驚きのほかございません。
突然の不慮の事故とて、理事長様はじめ皆様方のご傷心さぞかしと存じあげます。
下田様ご生前中は理事長様の片腕としてその行動力あふれるお働きに驚嘆いたしたものでございました。また当学園に対しましてもはかりしれないご厚情をいただいておりましただけに無念の思いがいたしております。
早速にも、お悔みにまいりたく存じますが、遠方のこととて、失礼ながら書面でお悔み申し上げます。
なお、ご霊前にお供えいたしたく心ばかりのご香料を別封いたしましたのでよろしくお願い申し上げます。
取り急ぎ、お悔みまで。
合掌
会長を亡くした取引先後継者へ
香料を送る、儀礼的
承りますれば、御社代表取締役会長木川伸次様には、昨日ご他界とのこと、心から哀悼の意を表します。 天寿をまっとうされてのやすらかなご永眠と伺っておりますが、当社といたしましては、未だ親しくご指導いただけるものと存じておりましただけに、誠に残念でございます。
御社では、すでにすぐれた後継者を得られ順調に業績を伸ばしていらっしゃいますから、この上は今後の社業に邁進くださいますよう心からお祈り申し上げます。
誠に軽少ではございますが、別封でお送りいたしましたご香料をご霊前にお供えくださいますようお願い申し上げます。
合掌
営業担当者を亡くした取引先へ
儀礼的
御社営業部川森大輔様ご他界のお知らせ、あまりに突然のこととて呆然といたしております。
つい先日もお元気なお姿でご来店いただきましたのに、世のはかなさを思わずにはいられません。
ご生前中は行き届いたお心配りをいただき誠に感謝いたしておりました。本当に無念でございます。
御社におかれましても、有能なお方をお亡くしになり、さぞお気落としのことと存じご同情申し上げます。
ここに謹んで哀悼の意を表し、故人のご冥福をお祈りいたします。
合掌
役員を亡くした取引先へ
友人、組織の一員へ
まだまだこれからの人だった山田三郎部長が突然お亡くなりになったという悲報を、大きな悲しみをもって受け取りました。
人の上に立つご立派な方として、また個人的には友人として、皆様や組織にとって大切な方だったのに残念至極です。
心からお悔み申し上げます。
ご家族の皆様、仕事関係の方々にも私どもの深い哀悼の意をお伝え下さい。
敬白
役員を亡くした取引先へ
友人、組織の一員
まだまだこれからの人だった山田三郎部長が突然お亡くなりになったという悲報を、大きな悲しみをもって受け取りました。
人の上に立つご立派な方として、また個人的には友人として、皆様や組織にとって大切な方だったのに残念至極です。
心からお悔み申し上げます。
ご家族の皆様、仕事関係の方々にも私どもの深い哀悼の意をお伝え下さい。
敬白
母を亡くした友人へ
故人に会ったことがある、男性用
このたびは母上ご逝去のこと池田君からうかがいました。お嘆きいかばかりかと拝察し、心から母上のご冥福をお祈り申しあげます。
母上にはじめてお目にかかったのは、大学に入ってお互いに親しくなって間なしだったと記憶しています。そのとき貴君が父上を若くして亡くされ、母一人子一人のご家庭と聞いていましたので、小生ごとき苦労知らずがお訪ねするのにいくらかの気後れがありました。しかし、母上からよく来られたと声をかけていただいて、おかしな心遣いなど無用とすぐにわかりました。両親へ無愛想な応対しかしていなかった小生には、貴君の母上へのやさしい言葉づかいに感心し、うらやましくさえ思ったものでした。
学生の間、幾度かお邪魔して母上のお世話になり、なかでも泊り込みで雑誌つくりをしたとき、夜おそくに作っていただいたうどんの湯気をいまも忘れません。貴君の結婚祝いの席で、父親代わりの伯父様と並んでおられた母上の福々しい笑顔は、小生にも実にうれしくあたたかいものでした。
このところそれぞれの勤めで顔を合わせるのは年に一度か二度でした。お悔みを申すのもこのようにおくれてしまい、甚だ不本意でなりません。
小生には、お力落としなく、というしかありません。貴君一家の健やかなご発展こそ母上の最大のご希望だと信じます。
奥様にはお疲れが過ぎませんように、お子様には伸び伸びと元気に、そして貴君もますます健康第一に活躍されるよう祈ってやみません。
心ばかりのお供えを同封させていただきます・
友人から訃報を聞いた、遠方で葬儀に参列できない、女性用
この度はお母様がお亡くなりになりました由を木下さんから伝えられました。なんとお慰めすればよいのかことばもありません。心からご冥福をお祈り申し上げます。
人一倍親孝行のあなただけに、ご家族の皆様の驚きと悲しみをお察し申し上げるだけで胸がいっぱいです。
どうかお心を強くもたれますよう、ただただお祈りいたすばかりです。ご看護、ご葬儀などで休む暇もなかったことと思いますが、お疲れのでませんようにお祈りいたします。
早速にもお悔みにまいりたく存じますが、遠方のこととてそれもならず書面でご弔詞を申し上げます。
なお、心ばかりのご香典を同封いたしましたので、ご霊前にお供えいただきたく存じます。
敬白
父を亡くした友人へ
故人に会ったことがある、男性用
このたび、父上がお亡くなりになりました由を伺い、貴君のご悲嘆、皆様のお嘆きいかばかりかと拝察いたし心からお悔み申し上げます。
父上に初めてお目にかかったのは、四年生になって就職活動でいそがしくなった六月ごろだったと記憶しています。その日、父上は魚釣りに連れていってくださいました。貴君の話から厳格な父上を想像してお会いしたのですが、父上は初心者の小生に懇切丁寧に教えてくださり、温顔でふところの深い方とわかりました。小生が魚釣りを趣味とするようになったのも、父上の手ほどきがあったればこそです。
父親とあまり話をしない小生には、貴君と父上が楽しげに友達同士のように話しているのに感心し、貴君の幸せを思ったものでした。
学生のころお邪魔して父上と一緒に話をしている時、小生のこれからの生き方をアドバイスしてくださったことを昨日のことのように思い出します。
離れているとはいえ、少しも存じませず、ご葬儀にも間にあいませず、申し訳ありませんでした。 亡き父上のためにもお悲しみを乗り越え、元気を出してお過ごしください。ご一家の健やかなご発展こそ父上のご遺志にかなうものと信じます。貴君もご家族の皆様もお体をお大事になさいますようお祈りいたしております。
なお、心ばかりのご香典を同封いたしましたので、ご霊前にお供えいただきたく思います。
敬白
年賀欠礼のあいさつから知った、女性用
お父様ご逝去のことを今、初めておはがきから伺いました。
突然のご悲報に接し、なんと申し上げればよいのやら言葉が見つかりません。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
学生時代から今に至るまでお父様に直接お目にかかったことはほんの数えるほどにしかすぎませんが、あなたの折々のお話から、人間味あふれるお父様を描いていました。まるでしょっちゅうお目にかかっているかのように錯覚するくらい親しみやすく感じていました。温かく、まわりを慈しみ、人に迷惑をかけず真っ直ぐに生きてこられたお父様でいらしたと、私は、今、思い出しています。
あなたが心から愛していらしたように、お父様もあなたを人一倍愛し、お心をくばっていらしたのだと拝察しています。
昨夏、あなたに久しぶりにお目にかかったとき、昨春、お具合がお悪かったときに一日十数時間の点滴治療でようやく痛みもとれて、お父様がお元気になったことを私にとても喜んで話してくださったでしょう。あの時のことが忘れられません。今思えばどんなにおつらいことだったでしょう。以来気になりながら、ご無沙汰いたし、お悔みを申すのもこんなに遅れてしまい、心からおわび申し上げます。
心ばかりのご香料を同封させていただきました。お父様のお好きだったものをお供えいただければ幸いに存じます。
敬白
父、または母を亡くした友人へ(女性用)
お父様のご逝去を今知り、驚いています。
悲しみであなたを想うと涙がとまりません。お母様やあなたの看病も甲斐なく昨秋からのご闘病生活を終えられたとのこと、どんなにおつらい日々を過ごされたことでしょう。心からお父様のご冥福をお祈り申し上げます。
厳しくて優しくてちょっと遊び心があって…とあなたのご自慢のお父様でいらしたことがお羨ましく忘れられません。
ご葬儀に参列できず本当に申し訳ありませんでした。
ご霊前にご供養のものをお供えいただきたく、私の気持ちだけを同封いたしました。
敬白
妻を亡くした友人へ(男性用)
奥様ご逝去のこと承りました。さぞお力落としのことと拝察いたします。
心から奥様のご冥福をお祈り申し上げます。
あなたがたご夫妻には私どもの結婚にあたってなにかとお世話になり、その後も転勤で直接お会いするのが稀になるまで、休日の山登りや観劇などご一緒させていただきました。子供もお互い似た時期に生まれ、わが子の進学などのたびにあなたがたと比べて話題にしてきました。
年が明けてからは今年こそは当地産のワインをもってお訪ねし、久しぶりに洋子奥様手練のスパゲッティ料理で一杯などと考えました。しかし、どうにも仕事のやりくりがつかずご無沙汰を続けてしまいました。
そのようなところへ突然の訃報に接し、ただただ驚いて、なかなか信じられませんでした。
奥様の時々の内臓の変調はお聞きしておりましたが、山登りにはいつも先に立って歩かれ、さしてお疲れの様子もなく、また家のことでもてきぱきと片付けられてうらやましく思っておりました。ご発病からいけなくなられるまで短い期間だったとのこと、その間に今日の医学ではどうしようもなかったとは残念でなりません。
なによりも愛妻家であったあなたの胸中を察すると、居ても立ってもいられない気がします。あなたが奥様のことを話されるときの「洋子が」という言い方に何ともいえないいつくしみがにじんでいて忘れられません。
いまは、悲しみをのりこえてくださいと申しあげるしかありません。あなたも奥様と同じように強健な外見ではないけれど、テント設営にはげむあなたは私などよりはるかに力があり疲れ知らずでした。しんはお強いのだと思います。
お子様のため、そして洋子奥様のご冥福のためにも、がんばってください。
なお、心ばかりのお供えを同封させていただきます。
敬白
夫を亡くした友人へ(女性用)
ご主人様、突然のご逝去の報に接しまして、ただただ驚いております。なんとお慰めしたらよいのか、ことばもありません。
謹んでご主人様のご冥福をお祈り申し上げます。
あなたと私は、初め学校を同じくしただけのつきあいでしたが、やがて仕事はもちろんのこと、結婚のこと、子どものこと、お互いの生活のすべてを語り合うまでになりました。結婚後は、ご主人様とも気軽におつきあいさせていただき、あなた方ご夫妻との友情のあたたかさをしみじみと感じておりました。
御地に転居なさいますまでは、ご主人様のさっそうとしたご出勤姿をよくお見かけし、また夏休みや冬休みにはあなたとお子様方とご一緒に山登りにお出かけになる家族思いのお姿に、あなたのお幸せを思ったものでした。
そのようなところへ突然のご悲報に接し、ただ驚きと悲しみで、すべてが手につかないありさまです。
明るく、お仕事に精魂を傾けておられたご主人様がその才能を発揮されるのは、まさにこれからというそのときに、忌まわしい交通事故にあわれたとは、痛恨に耐えません。
いまは、まだおなぐさめすることばが見つかりません。どうか力を出してください。ご立派にご成長なされたお子様方がしっかりとあなたを支えてくださるものと信じています。
亡きご主人様のためにもお悲しみを乗り越え、元気を出してお過ごしくださいますようお祈りいたしております。
なお、心ばかりのご香料を同封いたしました。ご主人様のお好きだった果物でもお供えくださいませ。
敬白
肉親を失った人へ(儀礼的)
本日新聞紙上で拝見いたしますと、お父上様にはご病気ご療養中のところ一月八日ご逝去とのこと、突然のご悲報に接したいへん驚いております。皆様のお悲しみいかばかりかと心からお察し申し上げます。
お父上様はまだまだお若く、ご活躍なさっていらっしゃいましたのに誠に残念に存じ上げる次第です。この世にある限り、いつかは永訣の悲しみにあわねばならない定めですが、このお悲しみは、本当に深いものと存じ心が傷みます。
入院先を見舞ったときのお顔が思い出され、私も新たな涙にくれております。
あまりお悲しみになってお体をこわされては大変です。どうかくれぐれも御身を大切にお過ごし下さいますよう切に願っております。
謹んでお父上様のご冥福をお祈り申し上げつつお悔やみの言葉といたします。
なお、心ばかりのご香料を同封いたしましたので、ご霊前にお供えいただきたく存じます。
合掌
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