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プレバト!!  才能 ランキング (俳句)
(人気芸能人の傑作一覧) 査定・俳人:夏井いつき先生
7月 , 7/20, 7/13, 6月 6/29, 6/22, 6/15, 6/8, 6/1, 5月 5/25, 5/18, 5/4, 4月 4/27, 4/20, 4/13, 4/6, 3月 3/23, 3/16, 3/9, 3/2, 2月 2/23, 2/16, 2/9, 2/2, 1月 1/26, 1/19, 1/12, 1/5(俳句概要)
1枚の写真で人気芸能人の俳句を詠む表現力の差が明確に表れます。([Ctrl])-[F]を押して名前・用語など検索)
俳句審査 俳人・夏井いつき先生 (プレバトTBS 毎日放送 毎週木曜日 よる7時 )


2017年7月20日【俳句のお題】
 「夏祭り」をお題にして一句、
(動画あり)

●松本明子 4位 45点
   初浴衣掬う金魚に袂ぬれ
添削:金魚掬う水に袂を濡らしつつ

●武井壮 2位 55点
   隅田川寄り添い眺むラムネ瓶
添削:隅田川寄り添うラムネ瓶二本

●KAT・TUN 中丸 3位 50点
   夏祭り好きなあの子がいるぞおい
添削:ー

●パンサー向井 最下位 35点
   掬(すく)われる金魚の出目に武悪面
添削:金魚掬(すく)わんと近ずく武悪面

●皆藤愛子 1位 70点
   綿菓子の甘い風吹く夏の夜
添削:夏の夜の帰路綿菓子の甘い風


特待生昇格試験
●ミッツ・マングローブ 特待生3級→3級(現状維持)
   人熱れ頭上に踊る祭笛
添削:人熱れの頭上を走る祭笛

●フルーツポンチ・村上 特待生1級→1級(現状維持)
   水ヨーヨー 透かす夜店の灯かな
添削:夜店の灯(ひ)透けて水ヨーヨーの青


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2017年7月13日【俳句のお題】
 「海と駅」をお題にして一句、
(動画あり)


●小島瑠璃子 3位 57点
   遠のく音(ね)初夏幻海は凪
添削:遠のける音(おと)はつなつの海は凪

●鳥越俊太郎 2位 70点
   紺青の先に羅府あり夏の海
添削:夏の露府あり紺青の海の先

●藤井隆 4位 55点
   手のひらの帰りのキップ潮の香り
添削:手のひらの帰りのキップ夏の潮

●Kis Hy Ft2・北山 最下位 35点
   青割れて見惚れる背にも 青嵐
添削:青嵐水平線に割れる青

●筒井真理子 1位 73点
   固きベンチに影と張り付く夏の駅
添削:影と張り付く固きベンチや夏の駅 


特待生昇格試験
●田中喜子 特待生5級→4級(昇格)
   空蝉の転がるベンチ海の駅
添削:なし


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2017年6月29日【俳句のお題】
名人・特待生決戦 第二回 炎帝戦
 「海」
をお題にして一句、
(動画あり)


●千賀健永 5位 (特3級)
   雷鳴を吸ってうねるや蒼き海 
添削:雷鳴を吸いうねり立つ蒼き海

●石田 明 2位 (特3級)
   喧騒の溽暑(じょくしょ)走り抜け潮騒
添削:なし

●中田喜子 8位 (特5級)
   荒神輿はねる鳳凰波けたて
添削:波蹴立て跳ねる鳳凰荒神輿

●三遊亭円楽 7位 (特3級)
   夕凪の帆に寝葉巻の老漁師
添削:夕凪の帆に寝て老漁夫の葉巻

●横尾 渉 4位 (名人初段)
   藤椅子の脚もとにある水平線
添削:藤寝椅子のあしもとにある水平線

●東国原英雄 3位 (名人2段)
   夏の果(はて)ボサノバと水平線
添削:なし

●フルーツポンチ村上 最下位 (特1級)
   渋滞の後部座席の浮き袋
添削:渋滞の座席を弾む浮袋
   渋滞の座席にしぼむ浮袋

●梅沢富美男 6位 (名人6段)
   星空の螺鈿(らでん)を恋ふる夜光虫
添削:星空の螺鈿さざめく夜光虫

●藤本敏史(フジモン) 1位 (名人4段)
   セイウチの麻酔の効き目夏の空
添削:なし


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2017年6月22日【俳句のお題】
 「学校の傘立」をお題にして一句、 (動画あり)


●井森美幸 2位 70点
   五月雨並んだ傘を始業ベル 
添削:傘立てはギッシリ梅雨の始業ベル

●吉田照美 3位 55点
   五月雨はファの音ばかりの独裁者
添削:ファの音ばかり五月雨は独裁者

●芦田愛菜 4位 40点
   青空や赤い長靴鬼転ぶ
添削:梅雨晴れや長靴赤きケンケン鬼

●千原ジュニア 最下位 37点
   梅雨寒はボタン信号押し忘れ
添削:梅雨寒の押しボタン信号機ズット赤

●高橋ひとみ 1位 71点
   梅雨の空とりどりの傘チャイム待つ
添削:梅雨の空百本の傘チャイム待つ 


特待生昇格試験
●フルーツポンチ・村上 特待生1級→1級(現状維持)
   五月雨や彫刻刀を持ち替える
添削:彫刻刀持ち替え五月雨を彫らん

‍名人
●東国原英夫 名人初段→2段(昇格)
   送り梅雨船員送る千の傘
添削:送り梅雨船団送る千の傘


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2017年6月15日【俳句のお題】
 「雨の銀座」をお題にして一句、 (動画)


●博多大吉 2位 67点
   母つれし歩く銀座に走り梅雨
添削:母つれて歩く銀座や走り梅雨

●山村紅葉 4位 58点
   文字盤の涙にゆがみ梅雨の空
添削:時計塔の文字盤梅雨の星ゆがむ

●佐野ひな子 最下位 55点
   通り雨衝動買いの傘増える)
添削:梅雨の蝶衝動買いの傘増える

●葉加瀬太郎 3位 65点
   メゾフォルテ銀座の梅雨のものがたり
添削:紫陽花をみる横顔の晴れやかな

●千原ジュニア 1位 70点
   五月雨を知る紙袋のビニール
添削:紙袋にビニール五月雨と知る 


特待生昇格試験
●三遊亭円楽 特待生4級→3級(昇格)
   チーママの裾はしょりたる梅雨の夜
添削:なし

名人
●藤本敏史(フジモン) 名人4段→4段(現状維持)
   梅雨闇の利かぬ二頭の警察犬
添削:警察犬の鼻先にある梅雨の闇


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2017年6月8日【俳句のお題】
 「鎌倉と紫陽花」をお題にして一句、 (動画)

●鈴木ちなみ 4位 45点
   雨粒が四葩(よひろ)の上で踊える
添削:雨粒が跳ねて四葩(よひろ)のゆらゆらと

●田中要次 2位 60点
   紫陽花や長谷寺濡れて頬も濡れ
添削:長谷寺は雨紫陽花に濡るる頬

●二階堂 3位 55点
   紫陽花やと傘差す園児水浅葱(みずあさぎ)
添削:水浅葱(みずあさぎ)いろの園児と紫陽花と

●田中直樹 最下位 30点
   雨降れど紫陽花見る目晴れ模様
添削:紫陽花をみる横顔の晴れやかな

●熊谷直美 1位 70点
   母逝きて喪屋の標(しるべ)に色紫陽花
添削:母逝きて喪屋の標の濃(こ)紫陽花


名人
●梅沢富美男 名人6段→6段(現状維持)
   あるじ無き 病室の窓 四葩(よひろ)咲く
添削:名札外さ れし病室の 四葩(よひろ)咲く


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2017年6月1日【俳句のお題】
 「雨のフロントガラス」をお題にして一句、 (動画)

●滝沢カレン 3位 50点
   静かさとどこか儚(はかな)い梅雨はじめ
添削:梅雨はじめ朝の静けさ儚さと

●滝沢沙織 4位 45点
   五月雨に動くワイパー演奏会
添削:ワイパーの激しく五月雨を奏(かな)す

●尾上右近 2位 60点
   五月雨や右折近道君の家
添削:五月雨を右折近道君の家

●博多華九 最下位 30点
   初運転梅雨の花道晴れ舞台
添削:初めてのハンドル握る梅雨の朝

●風間トオル 1位 70点
   泳ぎ過ぎ帰路の遠雷子守歌
添削:泳ぎ過ぎた日の遠雷にまどろみぬ


名人昇格試験
●梅沢富美男 名人5段→6段(昇格)
   紫陽花の泡立つ車窓午後の雨
添削:紫陽花の泡立つ雨の車窓かな


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2017年5月25日【俳句のお題】
 「初夏の箱根」をお題にして一句、 (動画)

●中田 4位 45点
   歩を進め箱根空木咲くごとき頬
添削:箱根空木咲く登りきし君の頬

●橋本良亮 3位 50点
   旅の途中箱根空木に舞う心
添削:風に咲く箱根空木や旅さなか

●真琴つばさ 2位 52点
   初蛍湯本の宿に光りけり
添削:あくがる(憧)子湯本の宿の初蛍

●渡辺エリ 最下位 35点
   秀吉と初夏の夢見るチャップリン
添削:初夏の夢秀吉そしてチャップリン

●ケンドウコバヤシ 1位 70点
   故郷と違えど同じ夏の山
添削:故郷にあらねど同じ夏の山


特待生昇格試験
●中田喜子 特待生5級→5級(現状維持)
   雨あがる箱根うつぎの咲(わら)う径(みち)
添削:雨後の空箱根うつぎの咲う径

名人
●藤本敏史(フジモン) 名人3段→名人4段(昇格)
   はこね号これより初夏に入ります
添削:なし


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2017年5月18日【俳句のお題】
 「新緑の公園」をお題にして一句、 (動画)

●神保悟志 2位 70点
   風わたる緑の水辺に子らの声
添削:風わたる緑の水辺子らの声

●久松郁実 4位 50点
   夏の日にスーツ抱えてひと休み
添削:営業スーツ抱えて夏の日のベンチ

●草野満代 3位 55点
   青楓(かえで)君何色に染まりゆく
添削:青楓(かえで)あかるし君は何色に

●中山優馬 最下位 40点
   鯉のぼり噴水浴びて生き返る
添削:噴水のしぶきに風の鯉幟

●橋本直樹 1位 72点
   青き日の 煌(きら)めく雫(しずく) 夏薫(かお)る
添削:なし


名人 
●梅沢富美男 名人5段→5段(現状維持)
   ハムサンド芥子(からし)おおくて夏は来ぬ
添削:ハムサンド芥子のツンと夏来(きた)る


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2017年5月4日【 俳句のお題 】
「こいのぼり」をお題にして一句   (動画)


●西川貴教 2位 55点
   都市の空窮屈そうなこいのぼり
添削:街の空狭しと風のこい鯉幟

●森口博子 3位 50点
   はしゃぐ日の母の愛知る菖蒲の湯
添削:菖蒲湯の匂いかの日の母の愛

●Kis-My=Ft2・宮田 4位 35点
   風香る鯉の家族がゆらゆらと
添削:風薫る水面や鯉の家族らも

●市川由紀乃 最下位 30点
   鯉のぼりしあわせ乗せて恋ダンス
添削:この風に乗れ鯉のぼり恋ダンス

●千原ジュニア 1位 70点
   逆風を飲み込み昇る五月鯉
添削:山風を飲み込み昇る五月鯉


名人
●Fjiwara・藤本 名人2段→3段(昇段)
   鯉のぼり 挿され五つの ランドセル
添削:なし


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2017年4月27日【 俳句のお題 】
「茶畑」 をお題にして一句    (動画)

●モト冬樹 2位 53点
   茶摘みの葉口に含みて味苦し
添削:手をとめて含めば苦し茶摘みの葉

●上田竜也 4位 40点
   万緑に心奪われ速度落ち
添削:速度落つ美(は)しき茶畑過ぎるとき

●渡辺えり 3位 50点
   天空の茶畑の下黄泉へのトンネル
添削:茶畑の下トンネルは黄泉への穴

●宮澤エマ 最下位 35点
   春暑し窓下げ踊る髪と茶葉
添削:茶畑の風よ車窓に踊る髪

●尾木直樹 1位 70点
   トンネルの上も日本や茶摘み唄
添削:なし


名人
●藤本敏史  名人2段→2段(現状維持)
   茶畑や朝のサリーの色ぬくし
添削:紅茶摘む朝のサリーの鮮やかに


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2017年4月20日【 二択で実力査定スペシャル 】
「藤本敏史」名人2段 & フルボン「村上健志」特待生1級 の実力試験、 (動画)

第1問(キスマイ対決)
 ◎A.Kis-My-Ft2・横尾 名人初段
     夏帽子夜行列車の網棚に
  添削:なし

  B.Kis-My-Ft2・千賀 特待生3級
     海鳴りも凍る夕暮れ雪列車
  添削:海鳴りの凍れる夕暮れの列車

    【 藤本:◎A 村上:B 】

第2門(ベストセラー作家対決)
  A.内田春菊
     紅葉あって抱擁はない一人旅
  添削:抱擁なき一人の旅の紅葉よ

 ◎B.ピース又吉
     号令も風となりけり水芭蕉
  添削:なし

    【 藤本:◎B 村上:A 】

第3門(兄弟対決)
 ◎A.大和田獏
     傷心の旅の車窓にチューリップ
  添削:傷心の旅の車窓やチューリップ

  B.大和田伸也
     秋風に七輪の熱幸はこび
  添削:独り身に幸あり秋風の七輪

    【 藤本:B 村上:◎A 】

第4門(渡鬼 姉妹対決)
  A.泉ピン子
     満開の花見て食べるさくら餅
  添削:満開の寺の名代のさくら餅

 ◎B.中田喜子
     発車ベル待たずやうさぎ雪の野へ
  添削:発車ベルに驚くうさぎ雪の野へ
 
    【 藤本:◎B 村上:A 】

第5門(名人対決)
  A.梅沢富美男 名人5段
     車窓にはじょんがらのごと雪しまく
  添削:じょんがらのごと雪しまく車窓かな

 ◎B.東国原英夫 名人初段
     大拍手空舞うコスモスのブーケ
  添削:なし

    【 藤本:A 村上:◎B 】


対決結果 正解数【 藤本:3 & 村上:2 】


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2017年4月13日【俳句のお題】
 「校庭とチューリップ」をお題にして一句、 (動画)


●ホラン千秋 4位 40点
    咲く花壇「次はなに」と胡瓜蒔く
 添削:「次はなに」 学級園に蒔く胡瓜

●北斗晶 3位 45点
    春風に 揺れる紅白我が子かな
 添削:春風に揺れる紅白帽に吾子

●立川志らく 2位 50点
    南無の空共に見えりチューリップ
 添削:南無の空ひかりとなれるチューリップ

●田中卓志 最下位 37点
    桜より父の残したこの花壇
 添削:飛花ひとひら父の残したこの花壇

●パンサー尾形 1位 70点
    チャイム鳴り駆け出す子らに春一番
 添削:なし


特待生
●フルーツポンチ村上 特待生2級→1級(昇級)
    うららかやからっぽの校庭の猫
 添削:なし


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2017年4月6日【俳句のお題】
名人・特待生決戦!第一回俳桜戦
 「満開の桜」をお題にして一句、 (動画)


●中田喜子(特待生5級) 4位
    初桜響けるひづめ皇居へと
 添削:皇居へと響けるひづめ初桜

●フルーツポンチ・村上(特待生2級) 5位
    エルボーの子を迎え撃つ花吹雪
 添削:花吹雪くるエルボーで迎え撃つ

●Fujiwara・藤本(名人2段) 6位
    卒業のマントに風をなびかせて
 添削:卒業の風をなびかせ行くマント

●ミッツ・マングローブ(特待生3級) 7位
    薄づきのひとひら散る花衣
 添削:薄づきの花ひら花ひら花衣

●千賀建永(特待生3級) 3位
    桜花風の名残の空の波
 添削:桜さくら風の名残の空の波

●横尾渉(名人初段) 2位
    夜に入れて雨となりにし花万朶
 添削:夜に入りて雨となりたる花万朶

●石田明(特待生3級) 最下位
    次々と酒豪を倒す桜かな
 添削:酒豪らを酔わせ捩じ伏せたる

●東国原英夫(名人初段) 1位
    野良犬の吠える沼尻花筏
 添削:なし

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2017年3月23日【俳句のお題】
 「二宮金次郎と桜」をお題にして一句、 (動画)


●篠井英介 60点 3位
    あれはだれ花にうつむく金次郎
 添削:あれはだれ花に二宮金次郎

●西岡徳馬 62点 2位
    金次郎 たまに休めと花便り
 添削:金次郎像に「休め」と花笑う

●筧美和子 37点 4位
    咲きみちて出逢いと別れ見届ける
 添削:出逢いと別れと桜と金次郎と
  
●千原ジュニア 30点 最下位
    銅像に野球帽主春夢かな
 添削:野球帽かぶされ春夕焼の銅像

●和央ようか 70点 1位
    学び舎の窓から春がひとかけら
 添削:学び舎の窓に一片(ひとひら)ひかる春


特待生 
●kis-My-Ft2・千賀 特待生4級→3級(昇級)
    花満ちて花の裏か子等の声
 添削:花満ちて花の裏から子らの声

名人 
●東国原英夫 名人1級→1級(現状維持)
    花散るや尊徳像の撤去跡
 添削:尊徳像撤去の跡へ散るさくら


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2017年3月16日【俳句のお題】
 「江ノ電と桜」をお題にした写真を見て一句、 (動画)


●佐藤エリ 65点 2位
    鎌倉や車窓に届く初桜
 添削:鎌倉や車窓に朝の初桜

●柴田理恵 40点 4位
    定年に花の錦の門出かな
 添削:業務日誌閉ず定年の門出かな

●やりやんレトリイバ 50点 3位
    花の風かがやく眼差し空青し
 添削:新生活初日桜の空青し

●相島一之 35点 最下位
    次は咲け車窓の外に花エール
 添削:車窓には花つぎこそサクラ咲け

●松岡充 72点 1位
    麗かや潮騒汽笛コンチェルト
 添削:なし


特待生 
●横尾渉 特待生1級→名人初段(昇段)
    行け行けど迷路のごとき花の路
 添削:行けど行けど迷路のごとき花の路

名人 
●梅沢富美男 名人6段→5段(昇段)
    花びらも乗車するなり春隣
 添削;花びらも乗車も風ゆらぐ電停


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2017年3月9日【俳句のお題】
 「卒業式」をお題にした写真を見て一句。 (動画)


●千葉ジュニア 58点 3位
    卒業式中高一貫あくびかな
 添削:中高一貫卒業式の大あくび

●山崎弘菜 70点 2位
    卒業と知らぬ老犬すやすやと
 添削:なし

●西田ひかる 45点 最下位
    卒業や夢追う子には通過点
 添削:卒業の空あり夢の通過点

●大和田伸也 45点 4位
    空に翔べ仰げば尊し風光る
 添削:仰げば尊し風光るこの空へ翔べ

●大和田獏 72点 1位
    行く春や学び舎の影踏んでみる
 添削:行く春や学び舎の影踏み仰ぐ


特待生 
●石田明 特待生4級→3級(昇級)
    学ランの丈長きまま卒業す
 添削:なし

●村上健志(フルポン) 特待生3級→2級(昇級)
    卒業の駐輪シール並ぶ朝
 添削:なし


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2017年3月2日【俳句のお題】
 ひな祭り=家庭に飾られた雛人形の写真を見て一句。 (動画)


●馬場園梓 45点 4位
    雛の宴母とこしらふらし寿司
 添削7:母と子の華やぐ雛のちらし寿司

●小芝風花 47点 3位
    雛飾る少女も今は子に飾る
 添削:子に雛を飾るかの日の少女A

●佐野史郎 50点 2位
    甘酒に酔えぬと内裏手を叩き
 添削:白酒に酔えぬと男雛手を叩く

●つるの剛士 30点 最下位
    絢爛な雛を納めて居間の寂しさ
 添削:雛納して我が小さき居間広し

●Kis-Hy-Ft2・北山 70点 1位
    雛納めすませば囀りノスタルジー
 添削:飾り段たたみ囀りノスタルジー


名人 
●梅沢富美男 名人6段→6段(現状維持)
    桃色の先になくなる雛あられ
 添削:白ばかりのこりて雛あられクスクス


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2017年2月23日【俳句のお題】
 菜の花と横にポツンと置かれた自転車の写真を見て一句。 (動画)


●宮田俊哉 47点 3位
    ペダル踏み菜花(なばな)の香りなびく髪
 添削:ペダル踏む髪に菜花(なばな)の香りくる

●美保純 50点 2位
    春の里母雲見つけし結ぶ靴紐
 添削:靴紐を結ぶ母雲はるの雲

●新納(にいろ)慎也 45点 4位
    寒明けの立ちこぎ止める菜の花よ
 添削:寒明けの立ちこぎ菜の花に止めん

●高橋真麻 30点 最下位
    菜の花や永遠にあの人と我春雲なりて
 添削:菜の花や永遠なる君と吾(あ)と雲と

●藤井隆 73点 1位
    6の次の菜の花漕ぐペダル
 添削:なし


名人 
●梅沢富美男 名人6段→6段(現状維持)
    菜の花や厨(くりや)に眠るあさり
 添削:菜の花や厨にあさり眠らせて


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2017年2月16日【俳句のお題】
 つくしを近景、富士山を遠景にした青空の写真を見て一句。 (動画)


●河合郁人 50点 2位
    春晴れを見る富士を見る筆の花
 添削:つくしんぼ青空を見る富士を見る

●峯村リエ 35点 3位
    青と白緑に茶色春の色
 添削:青白茶緑それぞれ春の色

●田中道子 32点 4位
    土筆野(つくしの)や富士雪雲に重ね風
 添削:土筆野や雲めく富士の雪へ風

●原西孝幸 30点 最下位
    つくしんぼ誇り望みしさくやひめ
 添削:さくやひめ恋うてつくしは背を伸ばす

●田山涼成 70点 1位
    土手青む朝の散歩の足運び
 添削:なし


名人 
●藤本敏史(フジモン) 名人2段→2段(現状維持)
    ハーモニカソの音出せば出る土筆
 添削:ハモニカのソの音つくし出るよ出るよ


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2017年2月9日、【俳句のお題】
 菅原道真を祀る太宰府天満宮の飛梅など梅の写真を見て一句。 (動画)


●的場浩司 30点 4位
   太宰府や梅の枝ゆらすホーホケキョ 
添削:太宰府や飛べぬ飛梅ホーホケキョ

●上白石萌音 50点 3位
   咲き誇れ梅も祈願も晴れ晴れと
添削:晴れ晴れと咲けよ祈願も紅梅も

●橋本良亮 20点 最下位
   初参絵馬に願いを託すかな
添削:初参絵馬には書けぬ願いかな

●眞鍋かをり 60点 2位
  願掛けの若人仰ぐ梅は咲く
添削:願掛けの若人に梅咲(わら)う日よ

●中田喜子 72点 1位
   柏手のひびく境内梅ひかる
添削:柏手のひびける朝や梅ひかる


特待生 
●村上健志(フルポン) 特待生4級→3級(昇級)
   春の月消しゴムのカスあたたかし
  添削:なし

名人 
●東国原英夫 名人初段→初段(現状維持)
   梅東風(うめこち)や千年分の絵馬の鳴り 
添削:梅東風(うめこち)に鳴らん千年分の絵馬


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2017年2月2日【俳句のお題】
 節分の豆と鬼のお面の写真を見て一句。 (動画)


●千原ジュニア 45点 3位
    豆撒きはいじめ助長と鬼の声
添削:いじめ助長にあらず豆撒け鬼の声

●鶴見辰吾 50点 2位
   踏んづけた豆がポロリと福は内
添削:踏んづけた深夜の豆や福は内

●河合郁人 40点 4位
   春近し鬼を遠ざけ福来る
添削:春近し邪気遠ざけてうたたねす
    春近し邪気遠ざけて父の黙(もだ)

●岡本玲 30点 最下位
   豆撒いて拾いし池の水温む
添削:福豆を拾うや水の温む朝

●黒谷友香 70点 1位
   彷徨(さまよ)える赤鬼仰ぐ冬の星
添削:なし


名人 
●藤本敏史(フジモン) 名人初段→2段(昇段)
   節分の センサーライトが 照らす闇
  添削:なし

●梅沢富美男 名人6段→6段(現状維持)
   帯とけばころり福豆二つ三つ
添削:帯とけば福豆二つ三つ弾む
   帯とけば福豆二つ三つ笑う


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2017年1月26日 【俳句のお題】
 横浜の煉瓦倉庫とその広場に張ったスケートリンクの写真を見て一句 (動画)


●朝加真由美 35点 3位
   冴ゆる風負けぬ子どもら頬溶かし
添削:冴ゆる風溶かさんばかり子らの頬

●二階堂高嗣 40点 2位
   初リンク氷に映る照れた顔
添削:初めてのリンク氷に映る恋

●池田鉄洋 30点 4位
   氷面鏡(ひもかがみ)映る真顔を相手にし
添削:氷面鏡に映る真顔の孤独かな

●勝村政信 10点 最下位
   芸人がすべり楽しむ氷上で
   これ直す?今日を限りに破門!!

●舟山久美子 70点 1位
   凍雲(いてぐも)のモノクロ赤煉瓦のレトロ
添削:なし


特待生 
●フルーツポンチ村上 特待生3級→4級(昇級)
   寒紅やトンネルを行く夜行バス
     添削:口紅を赤く寒夜の長距離バス

名人 
●梅沢富美男 名人5段→6段(昇段)
   銀盤の弧の凍りゆく明けの星
     添削:なし


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2017年1月19日【俳句のお題】
 青空の梅と飛行機の写真を見て一句。 (動画)


●山口もえ 60点 4位
   春を待つ我が子へ届け香(こう)のたより
添削:春を待つ我が子へこの香(か)届けたし

●湯山玲子 65点 3位
   飛行機の暴力が空梅香る
添削:飛行機の暴力空へ香る梅

●中山優馬 70点 2位
   君の目に歪んで映る梅と僕
添削:君の目に歪める紅梅と僕と

●松崎しげる 37点 最下位
   春一番吹く風ただよう飛行雲
添削:春一番崩れただよう飛行機雲

●柳ゆり菜  71点  1位
  ジェット機の音轟くや梅揺れる
添削:ジェット機の轟く空や梅揺れる


特待生
●東国原英夫 特待生1級→名人初段(昇段)
   紅梅や1km10秒縮めたり
添削:紅梅や1km10秒縮めたり朝


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2017年1月12日【俳句のお題】
 冬の隅田川の写真を見て一句。
 河岸の遊歩道には雪が積もり足跡、遠くにスカイツリーが見える。 (動画)


●遼河はるひ 35点 4位
   屋形船ツリーに注ぐ冬銀河
添削:冬銀河注ぐ水面のスカイツリー

●田中健 38点 3位
   筑後弁父母の雪跡隅田涙す
添削:父母生きる雪の隅田の筑後弁

●広瀬アリス 60点 2位
   雪解(ゆきげ)の水面に冴える碧の
添削:雪解の水面に空の碧あたらし

●U字工事・福田 20点 最下位
   春近し六三四も背丈伸びたかな
添削:春近しスカイツリーも背伸びせん

●北山宏光 70点 1位
   忘れるな冬晴越えて東北へ
添削:祈りいま冬晴越えて東北へ


特待生
●ミッツ・マングローブ 特待生4級→3級(昇級)
   雪晴れの高き川面の電波塔
    添削:雪晴れや高き川面の電波塔


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2017年1月5日(毒舌先生VS.俳句特待生)
【俳句のお題】「優秀者の昇格試験スペシャル」
 今回は難度の高い題で、新春の富士山の写真を見て一句というもの。 (動画)


●村上健志 特待生5級→3級
   初日記とめはねに差すひかりかな
添削:なし

●ミッツ・マングローブ 特待生3級→4級
   寝正月澄みたる富士のお墨付き
添削:富士は澄みわたりて寝正月の空

●石田明 特待生3級→4級
   富士もまた見惚れるが如(ごと)初茜
添削:富士も見惚れるかまほらの初茜

●東国原英夫 特待生2級→1級
   初富士や北斎のプルシャンブルー
添削:なし

●横尾渉 特待生1級→1級
   風止みて闇の深きを雪舞えり
添削:風止みて闇の深きを雪しずか


名人 
●藤本敏史 名人2段→3段(昇段)
   空の旅下に富士山子がつまむ
添削:子がつまみたるかに眼下なる初富士

●梅沢富美男 名人4段→5段(昇段)
   御降(おさが)りを洗いて清し富士青し
添削:なし

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俳句

俳句はいく)とは、五・七・五から成る日本の定型詩であり、世界最短のである。俳句を詠む(作る)人を俳人と呼ぶ。

平安時代からあった短歌を起源とし、17世紀に「奥の細道」の作者である松尾芭蕉によって完成した。もともとは俳諧の発句からはじまり、江戸末期の月並俳句を批判した正岡子規の俳句近代化以後は、発句が俳句として自立した。無季、自由律俳句も含まれるが、それを俳句と認めない立場も存在する。

日本の詩歌の伝統をひきついで成立した俳句は、五・七・五の音数による言葉の調べ(韻律)と「季語」と「切れ」によって、短い詩でありながら心のなかの場景(心象)を大きくひろげることができる特徴を持っている。

俳句とは何か

「俳句とは何か」という、本質的問いに対する答えは多数存在する。

山本健吉

俳句評論家の山本健吉はエッセイ「挨拶と滑稽」のなかで、俳句の本質として3ヶ条をあげている。これが有名な「俳句は滑稽なり。俳句は挨拶なり。俳句は即興なり」である。

松根東洋城

松根東洋城は俳句について、大正天皇から問われた1914年(大正3年)、「渋柿のごときものにては候へど」の句を奉答したという。「渋柿のごときもの」、これはたしかに俳句の本質の一面といえよう。東洋城は、この句にちなんで主宰誌を「渋柿」と命名した。

他、著名な俳人

など。

「寄物陳思」

俳句は、「寄物陳思」の詩とも言われる。「万葉集」にある「物に寄せて思いを陳(の)べる」の意である。

(出典:安藤次男・飯田竜太編「俳句の本・俳諧と俳句」筑摩書房、村山古郷・山下一海編「俳句用語の基礎知識」角川選書、「証言・昭和の俳句」角川書店)

特徴

俳句には次の特徴がある。

  • 五・七・五の「韻律」で詠まれる定形詩である。
  • たいてい「季語」が入る。
  • 一か所、必ず「切れ」がある。
  • 余韻を残す。

韻律

俳句は定型詩であり、五・七・五の韻律が重要な要素となっている。この韻律は開音節という日本語の特質から必然的に成立したリズムであって、俳句の制約とか、規則と考えるべきではない。 五の部分が6音以上に、または七の部分が8音以上になることを字余りという。

例えば

  • 芭蕉野分して盥に雨を聞く夜かな 芭蕉

は8・7・5で、上5が8の字余りである。 そのほか、字足らず、句またがりなど、5・7・5定型に収まらない作品もある。 さらに、俳句は定型詩ではないとして一句一律を唱える自由律俳句も存在する。

和歌の時代からの伝統であろうが、字余りがゆるされるのは、母音ないし撥音が含まれる場合が多い。それは、母音および撥音が音の一単位としては少々短いためと思われる。例えば、本位を「ほい」と表記する伝統は撥音が一音としては不足していることを表すだろうし、ア行で活用する動詞が「得(う)」一語なのも、母音だけでは語としてなにがしかの不足感をその当時の人々が感じていたからではなかろうか。

季語

俳句にとって、季語は大きな役割がある。季語を必ず入れなければならないとする有季(季語絶対)派から、季語よりも季感が大切とする「季感」派、無季でもよいとする無季容認、無季俳句が旧来の俳句的情趣を打破するという「無季」派まで、さまざまな考え方がある。

松田ひろむは、「俳句に季語はあってもなくてもいいのでしょうか。そうではありません。はっきりいって季語はあったほうがいいのです。俳句にとって「季語」は大きな役割を果たします。季語は象徴となるイメージを与えてくれるのです。これを連想力といってもいいでしょう。また時間と空間を大きく広げる役割があるのです。」(『入門詠んで楽しむ俳句16週間』新星出版社)という。

また橋本直は2006年3月の現代俳句協会青年部勉強会で「季語の現在─本意の変遷と生成、その未来」の基調報告を行ない、そこで「本来の季語、季題の役割は、通時的共時的な詩的機能を引き出すためのものであって、あたかも軛のごとく自由を束縛するものではない」と問題を提起している。 このように総じて、有季定型派よりも無季、自由律に眼を向けた俳人のほうが、より深く季語の役割について考えをすすめている。

有季絶対派は「季語・季題があればいい」として、かえって緊張感を欠いているともいえよう。また「俳諧の発句はその場に対する挨拶の意味を濃厚に含んでいたからである」とするが、現代の俳句は「俳諧の発句」とは異なるものとして発展してきているので、俳諧の発句という説は説得力を持っていない。

季語が季節の情感を表現していたかといえば、談林の俳諧などではかえって季語を季感と切り離すことで、笑いを生みだすものとしていた部分もあった。

季語と季題

季語といい季題というが、それぞれの用語には、それぞれの拘りがある。NHK の BS 放送でも、「季語」という金子兜太と、「季題」という稲畑汀子とが、しばしば激論を交している。

もともと季語・季題という言葉は江戸時代にはなかった。芭蕉の言葉にも「季節の一つも探り出したらんは 後世によき賜と也」(去来抄)とあり、この「季節」とは季語・季題のこと。その他芭蕉はすべて「季」(季の詞)といっている。

大胆に要約すれば、季の題を詠むとする立場が「季題」、それでは季題趣味に陥るとするのが「季語」派である。

切れ

俳諧では、最初に詠まれる発句は、後に続ける脇句平句の動機となる必要がある。そのため発句には、脇句に依存しない完結性が求められた。そこで編み出されたテクニックが「切れ」である。上手く切れた発句は「切れがある」と評価され、重視された。

たとえば有名な芭蕉の句

  • 古池や 蛙飛び込む水の音 芭蕉

では、「古池や」の後で、一呼吸、句の流れが切れている。読者はその一瞬の休符の合間に、作者を取り巻く環境や、作者の思想・感情・情念・背景などを勝手に想像してしまう仕掛けになっている。このテクニックが「切れ」と呼ばれ、十七文字という限定された語数で、言葉に形と質感を与える効果を持つ。さらに、季語とあいまって句に余韻をかもしだす。

現代の俳句でも「切れ」は重要なテクニックの一つであり、「切れ」のない句は俳句としては評価されない。

切れ字

強制的に句を切るために使われるのが切れ字である。現代の俳句でも使われている切れ字には「かな」「や」「けり」がある。 俳句以前の連歌・俳諧の時代には「もがな」「し」「ぞ」「か」「よ」「せ」「れ」「つ」「ぬ」「へ」「ず」「いかに」「じ」「け」「らん」など、先の3個と合わせ、計18種類の助詞、助動詞が使われていた。

切れ字がなくても句は切れる

芭蕉の弟子、去来は『去来抄』の中で、こんな芭蕉の言葉を紹介している。

「切れ字を入れるのは句を切るためである。しかし切れている句というのは切れ字によって切る必要はない。いまだに句が切れている、いないが、わからない初心者のために、あらかじめ切れ字の数を定めているのである。この定め字を入れれば十のうち七八の句は自然に切れる。しかし残りの二三は切れ字を入れても切れないダメ句である、また入れなくても切れるいい句もある。そういう意味では四十七文字すべてが切れ字となりうる」

つまり芭蕉の言いたいことは、切れは句の内容の問題で、切れ字があるなしの問題ではないということである。

切れ字がないのに、切れている例としては、たとえば

  • 旅に病んで 夢は枯れ野をかけめぐる 芭蕉

がある。「旅に病んで」の後で切れている。

客観写生

この言葉自体は、高浜虚子のものであるが、その起源は、芭蕉の句までたどることのできる俳句の特徴の一つである。 芭蕉の門人、土芳は『三冊子』の中でこれを「見るにつけ、聞くにつけ、作者の感じるままを句に作るところは、すなわち俳諧の誠である」と表現している。江戸時代には客観や写生という言葉こそなかったが、俳諧の誠というのは、私意や虚偽を排し、対象をよく観察し、傾聴して、そのありさまを十七文字で表現することに全力を傾けるという意味である。

例としては

  • 吹き飛ばす石は 浅間の野分かな 芭蕉

が挙げられる。ここには浅間山に登る芭蕉の感想などは、一切、述べられていない。しかし、浅間山に吹く野分の凄さを「石まで吹き飛ばす」と表現することで、読者は、荒涼とした風景とともに、こういう表現を選ぶ芭蕉という人物の面白さをも、かえって十分に感じることができるのである。

川柳との違い

川柳も俳句と同じく俳諧に起源を持つ五・七・五の定形詩だが、発句が独立した俳句と違い、平句が独立した川柳は、

  • 季語を必要としない。
  • 「切れ」がない。 (一句一姿
  • 自分の思いをストレートに言い切り、余韻を残さない。 (穿ち

という、俳句とは対極的な特長を持っている。

技法

注意六条 禁忌八条

水原秋桜子が『俳句の作り方』で提唱した、俳句を作る時に意を注ぐべき六ヶ条と、避けるべき八ヶ条。よくまとめられているので、初心者が俳句を作るときに参考にすることができる。

注意六条

俳句を詠むとき、意を注ぐべき六条

  1. 詩因を捉える
  2. 分量をわきまえる
  3. 省略を巧みにする
  4. 配合を工夫する
  5. わかる用語を使って
  6. 丁寧に詠む
省略

俳句では17文字という限られた音で表現をしなければならないため、不用な言葉の省略が重要視される。体言止めにより動詞助詞を省略したり、助詞で止めて後に来る動詞を省略したりすることが多い。また、予測可能な言葉を省くことにより、余韻を残したり、時間的な「間」を表現することにもなる。

禁忌八条

俳句を詠むときで避けるべき八ヶ条(水原秋桜子の見解、特に無季の句に関しては異論もあろう)

  1. 無季の句を詠まない
  2. 重季の句を詠まない
  3. 空想の句を詠まない
  4. や・かなを併用した句を詠まない
  5. 字あまりの句を詠まない
  6. 感動露出した句を詠まない
  7. 感動誇張した句を詠まない
  8. 模倣の句を詠まない

その他の技法

本歌取り

有名な既存の俳句や短歌などから言葉を流用し、言外に本歌の内容を表現する技法。例えば「見わたせば山もと霞む水無瀬川」から「山もと霞む」を流用し、言外に「水無瀬川」を示すなど。

句またがり

意味的な切れ目を五・七・五の音の切れ目とは異なる場所に持ってくることで、リズムに変化を与える技法。

著名な俳人

俳人の一覧も参照。

江戸時代

近現代

書籍

入門書

  • 『金子兜太の俳句の作り方が面白いほどわかる本』みんなの俳句学校入門の入門 楽書ブックス 金子兜太 中経出版 (2002/06) ISBN 4806116378
  • 『新実作俳句入門』藤田湘子 立風書房 (2000/06)ASIN: 4651600727
  • 『入門 詠んで楽しむ俳句16週間』 松田ひろむ 新星出版社 (2002/07) ISBN 4405055580
  • 『一億人の俳句入門』 長谷川櫂 講談社 (2005/10) ISBN 4062129302
  • 『無敵の俳句生活』俳筋力の会 ナナ・コーポレートコミュニケーション (2002/06) ISBN 4901491067

関連書

  • 『俳句理解の心理学』 皆川直凡 北大路書房 (2005/9)ISBN 4-7628-2463-1

関連項目


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